2012年02月19日

旅の奇病

旅の奇病

私、歯磨きが三度の飯より好きなんですよ。
ごめんなさい、言いすぎました。

約20年間、某歯科大のモルモットだったので、歯磨き指導は人よりちょっぴり多めの100回くらい受けたことがありますし、

ペルーの軽食着き24時間バスで、食べ終わった後、誰ひとりとして他の乗客が歯磨きをしないのに軽く軽蔑の念を覚えながら、貴重な水分(インカコーラ)で歯磨きしましたし、

ヨーロッパで購入した、虫歯対策歯磨き粉elmexを今も同じチューブで三年間大切に使っているんです。

が今、謎の奇病。

舌に大きな口内炎ができて(すごい痛い)
口内の全てが腫れ上がるというとんでもない体になってしまったのです。

例えば、お煎餅を食べたら多少なりとも歯茎に欠片が刺さるじゃないですか、あの刺さったところが全て炎症するんです。

治らずしてからもう二週間くらい経つ。
人一倍、口内に気を遣って生きる私が一体何をした?

口の中が痛くて喋れないし、ご飯も何も食べれないし、でも食べないと治らないので、宿ではスープの自炊、外では生マンゴージュースでビタミンを摂取しています。すぐにお腹が空くよ。

今日は、余りの痛みと出血で歯磨きすらままならなくなりました。食後唯一の楽しみが…。

治らなかったら、広場で口内流血ショーの見世物をします。辛さをバネにお金を稼ぎます。

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posted by ○●○MoMiYa○●○ at 03:55| 旅の記憶 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

突っ込みどころだらけのバス(後編)

日本人は皆、南米のバスで財布やパスポートやiphoneをスられているから気をつけてと、私に注意してくれたのは、チリで出会った女の子だったかしら。

現地人99%(つまり私以外全員)のこのバス、お隣には今風のお兄さんが座りました。
スリだったらどうしよう。

あ、全然心配ないわ、この人大量の札束が覗く財布を、よりにもよって私側のポケットにしまったわ。
完璧に私よりお金持ちだ。

悪路だから、酷いバスの揺れで眠れないって言っていたのは誰だったかしら。
むしろ、5秒で寝れたわ。

よく考えたら前日は、空港のベンチ泊(野ざらし)で全然寝てなかったわ。無料のアトラクションを期待してたけど、全くもって、安眠ですわ。

出発から6時間後、最初で最後のトイレ休憩があったの。皆は夕食を買いにバスを離れていたけど、私は見逃さなかったよ。運転手さんが必死になってタイヤをライトで照らし回っていたこと。
100%何かあったんですね。

バスはガタゴト獣道を走る。私は窓際だから、他の乗客の皆様のために窓を開けてあげる。(君にジュースを買ってあげる)
蛾が顔面に飛び込んで来ても、微動だにしてはいけない。

私、常に窓の外を見てるからわかるんだけど、
ちょ、運転手さん、いま崖すれすれでしたやん?誰も気にしないの⁉

夜になって急激に冷えこんできてから気づいたけど、この窓…壊れてる。自動ドアならぬ自動窓で、顔面に雨風や強風を全力で受け止めねばならない。
よかろう。

隣のお兄さんが、夜寝ている時に手を握ってきて、目が覚めた。

「ああ、素晴らしい星空だね」とそっぽを向いたら、どうやら諦めたらしい。ガッツがなくてありがとう。

早朝、突如バスが停車し、ざわめく車内。

降りて見に行ってみると、もう100%想定の範囲内の、山の斜面の土砂崩れ。

見ている今も岩石がごろごろ落ちてくる。

ギャラリーの最前で仁王立ちして見ていたら、バスがクラクションを鳴らし、全員を載せて発車し、普通に土砂崩れに突っ込んでいった。
そこ、迂回しないんかい!って乗客全員の心の声が私には聞こえた。

日が高くなり、誰か演説みたいなことを始めたなー、と思っていたら、いきなり「マカ(薬)」と書かれた怪しい袋を配り始める。
なんでも、「高山病、マラリア、ペストに効く」らしい。そんな薬ないよ。

30分くらい一生懸命効能を説明して、誰も買ってくれなかったから、今度こそはとお兄さん「コカ(薬)」と書かれた小袋を配り始める。うわ、怪し!ていうか売り方学ばないな!

発車から17時間後、不穏な雰囲気でバスが止まる。何故か女子供の乗客が全員野外に出たので、私も様子を見にいくと、運転席の床が外れ、なんかむきだした動力部分から煙が。それを乗客を動員しての男3人がかりで修理中。

とてもよくわかりました、皆さん爆発を懸念して避難していらしたのですね。ていうかアナウンス足りないよ。

そんなこんなで、現地の人の乗るバスは、毎日こんなにもドラマで溢れていることがわかりました。

故障とか土砂崩れとか、絶対にあれ日常茶飯事ですわ。
最終的に面白かったので乗って良かった。

財布と貞操も無事でしたし、これから同じ旅をする人に、自信を持たずにおすすめできます。

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posted by ○●○MoMiYa○●○ at 03:54| 旅の記憶 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

一番過酷な旅下さい(前編)

私だって、普通の女の子みたいなおしゃれな旅をしたい。
ボリビアは物価が安いから、一番高級な長距離バスを選んでも三千円。

食事、ドリンク、エアコン付き
リクライニングシート
映画が見れて、
二階建てバスで眺めも良くて、
トイレまでついちゃう。

でも、私のバスには上記のいずれもない。

ボリビアに着き「今日のスクレ行のバスチケットを下さい」と窓口を回りましたらば、良さげなバス会社のは全て売切れ。

やたら若者ばかりが受付をしているちゃらいバス会社をたずねると、上記の条件をいずれも満たさないが、当日発のバスが一席だけ空席と。

私は知っているんだよ。オンボロバスが直射日光の蒸し風呂状態であることも、しょっちゅう故障することも、雨が降って道が悪くなると20時間の予定が4日になることも、女も野外お手洗いが当たり前になることも、全部全部知っていた上で

「その一番安くて過酷なバス一席下さい」

言ってしまった。なんで私はいつもこうなんだ。もっと普通の女の子みたいにショッピングや美容やお洒落な旅に興味を持てないんだ。

車内が10年分くらいの土埃に満たされた、一度も掃除してなさそうなオンボロバスは、不安なエンジン音を上げながら、私を乗せて出発したのでした。

次回へ続く

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posted by ○●○MoMiYa○●○ at 03:53| 旅の記憶 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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