2012年02月11日

つかさ君

私がアムステルダムの知人宅に優雅に居候していたころ、

駅前で路面電車の回数券を買うのに並んでいたら

「日本の方ですか?」と男の子に声をかけられた。

そうだと答えると「ガイドブックも何もなしに勢いでオランダへ来てしまい、途方にくれているのだ」と。

路面電車の乗り方も、ホステルの場所も、何もわからないから教えてほしいと。

どこから来たのかと問えば、パリからだと言うので、パリでは何をしていたのかと聞くと

一週間、日がな一日、エッフェル塔の下でぼーっと座っていたのだと。

彼にとてつもない才能を感じたので、飾り窓に連れ歩くことにした。

W大学のつかさ君、あの飾り窓の揺れるおっぱいと、一緒に探検したスパイ通りを覚えていますか?

私も、君と同じ戦法で世界を一周することにしました。これを見ていたら、連絡を下さい。

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posted by ○●○MoMiYa○●○ at 15:46| 旅の記憶 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

停電の夜

ガイドブックを何も持って来ていないため、
地球の歩き方や、ロンリープラネットを読みに、
漫画喫茶ばりの気安さで日本人宿に行くことがある。

ある猛暑の日、日本人宿に到着し、
ベンチに寝転んで、歩き方を読んでいたら、
突如「建物が停電になった」とオーナー。
ライトも扇風機も飲み水もシャワーも使えなくなるらしい
(上の階まで電気で水を引いているの)

折しもこの日、40℃
オーナーから、宿代は返金するから、
他の宿に移った方がいいと勧められ、
「いえ、この気候でしたら通常は野宿をしております」
と心の声をそっと仕舞いました。
「面白そうなので、逆に居てもご迷惑でないなら、ベランダにでも泊めて頂けまいか」
と交渉したところ、あっさり許可が降りたので、留まることに決定。

殆どの宿泊客が他のホステルに移動した後、
えらく根性のある男の子たちと、
事情を知らず深夜に到着したおじさまと、
ロウソクの灯でワインを飲みながら、
ポーカーなどしたのでした。

猛暑の続いた夜空は、いつしか急に嵐になり、
涼しいし、打ち付ける雨でシャワーもできるしもう最高。
(ベランダ泊は断念し、素直にベッドで眠りました)

朝、快晴の日差しの中目覚めた時
「ただでこんなに楽しませてくれて、本当にありがとうございます!」と
誰にあてるでもない感謝の気持ちが泉のように湧きました。本当にありがとう。

サバイバルな夜を一緒に過ごすことを決意してくれた、
勇気ある君やあなたにもありがとう。
最高の夜でした!

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posted by ○●○MoMiYa○●○ at 15:34| 旅の記憶 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

氷河にて

氷河トレッキング中に、高齢のご夫婦の旦那さんが胸を抑えてうずくまったの。

標高が高いし、道のりがハードで、心臓に負担がかかったみたい(命に別状はないから安心してね)

旦那さんが「水をくれ」と苦しそうに言うのだけど、近くに居た人は誰もお水を持っていなかったの。

旦那さんをその場に座らせた奥様は、近くにあったツルハシを振り下ろして足元の氷河を砕き、

氷の欠片を旦那さんの口に含ませ、救助隊が来るまで、ひたいにキスをしていたの。

これが愛だよ。と、氷河トレッキングよりもご夫婦の愛に胸打たれた一日でした。

氷河、来て良かったな。

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posted by ○●○MoMiYa○●○ at 15:33| 旅の記憶 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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