2012年06月12日

折り鶴プロジェクト

いつも、どこかしらの国で暮らしています。

市場と公園が、主な出没地です。

観光は自分にとってあまり好みではないと、昔に悟りました。

よく、どうして一人旅なのか、誰かと旅をしないのかと聞かれるのですが、

たとえば街中で大きな犬を見ると、我を忘れて駈け寄ってがばっと抱きしめてしまうからだめです。

リャマやラクダやアルパカを見ると、思わず匂いを嗅ぎに行ってしまうからだめです。

小さい子を見ると、抱っこしてちゅーをしてしまうからだめです。

そして、ツアーとレストランとお買い物が得意ではありません。


ところで私は旅の始まりから、ブルガリアの女性が発案した、折り鶴プロジェクトというものに賛同しています。

南米や中米でも、観光している時間より、市場や公園で子どもに鶴を折っている時間の方が長かったね。そして、一時期折り紙ダコができたりしたね。

身の安全のために、ブカレストまでの国境越えは、先生と同級生とご一緒させて頂いたのだけど、ここルーマニアからようやく一人になりました。

今日も今日とて、街中を鶴を折りながらうろうろしていたのですが、

駅前で、仰向けに寝ころんでいる裸足の路上生活者の前を通りかかったの。

勿論誰も近づこうとしないのだけど、何気なさを装って体の近くに折り鶴を置いておきました。

数時間後、駅前に戻ってきた時、見知らぬ人に話しかけられて、「これ(鶴)を置いてくれたのは君だね?」と聞かれたのです。

その人の瞳は輝いていて、背筋もしゃんと伸びていて、もう危ない人なんかじゃなかった。

その瞬間に、「私がしたかったのはこれだよ!」と雷に撃たれたようなショックを心に受けた。

ルーマニア語でありがとうと言われたので、こちらこそ、ありがとう。と日本語で返したら、危ないブカレストが、危なくなくなった。
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ブカレストやばい

今日は東欧で一番危険と言われるブカレストに来たんだよ。

薬中かシンナー中毒の人に夜道をつけられたり、

ヤンキーが木の棒を持って追いかけて来たり、

現地の人との触れ合いを、なかなか大切にしています。

こんなにやばいと思ったのは、ブエノスアイレス以来だよ。

そして、そんな環境にわくわくしている自分に嘘がつけないのである。

路上で生活する彼らと、路上に座り込んで、水より安いペットボトルのビールを飲む私の間には、どんな違いがあると言うのだろう。
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生まれ出づる悩み

砂漠(サハラ)で、素足で枯れ木を踏んだ時に、枝の断片が足の裏に刺さったまま傷が閉じてしまった。

(自分のラクダ可愛さに、砂漠にはバックパック及び医療セットを持って行かなかったため)

時間が経過したいま、己の肉体に完全に埋没した枝を取り出すのはもはや至難の業である。

故に現在、非常に歩きづらい。
足の故障が治ったと思ったらこれか。

夏目漱石は、人生に於ける悩みと云うものは、手を変え品を変えながら、一生付き纏うものだと言った。

多分、一生がこんな感じで、きっと、それでも幸せなのだ。


(今日の結論 破傷風の予防接種をしておいて良かった)
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