2013年02月19日

独語留学

ドイツ一周
Thu, March 07, 2013
テーマ:ブログ
大学生の時、ドイツを一ヶ月かけて一周したよ。予算は3万円。

旅の目的はなるべく沢山の大学、博物館、資料館、大図書館、教育機関、研究所をまわること。

大都市は9割方制覇。

これも私に手を差し伸べて下さった沢山の方のおかげです。

「ありがとうございます」の言葉では足りないの。


留学先の教授に「院試論文の執筆のためにヨーロッパをまわりたい」と言ったら

「全面的に協力しよう」と、近くの医大と音大の先生を紹介され、

裏テーマが「先生のお友達を訪ねる旅」になりました。

政治、経済、芸術、美食、等々に哲学を持っていらっしゃる、

沢山の学識者(知識層)の方とお目にかかり、お話できたことは、

本当に素晴らしい人生勉強になりました。

人に知識を授けるのをいとわない豊かさだとか、人生を余すところなく享受する姿勢だとか、

人間的余裕とお人柄が、男女問わず雰囲気がどことなく担当を頂いているお客様に似ているな、と思いました。

一回もホテル(ホステル)に泊らず、毎晩ワインを頂きながらマシンガンのように喋り倒した旅でした。

こんなどこの馬の骨かわからない私を信用してお家に泊めて下さる方が沢山いらしたのは、

恐らく日本で、就業人口数百人の特殊な仕事に就いていたおかげ。

芸は身を助けると言うけれど、ご縁に身を助けられた旅でした。

もう一度、有り難う御座います☆彡
posted by ○●○MoMiYa○●○ at 06:29| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月18日

ヱヴァンゲリオンと私


留学中に自殺をしました。

いえ、言いすぎました。

ただ、「廃人」になったことがあります。

自殺とは、自らを殺すこと。

外に出ない、誰ともコンタクトを取らないということは、社会的人間としての死を意味し、

物を食べないということは、動物的な死を意味するのではないでしょうか。


留学先の大学で、すこし特殊な学問分野を副専攻し、

学部全体では年間300人の留学生を受け入れているにも関わらず、専攻学科内では、10年ぶりかつ唯一の留学生。しかも、ヨーロピアンではなく日本人。

それもそのはず、英・独・仏・伊語が並に出来て、ラテン語とギリシャ語は当たり前に読めないと辛い。という、現地人にすらハードな講義内容だったのです。(私はできない)

前期は講義(聴くだけ)のみだったのだけれど、論文を書く必要があったために、後期はゼミに入りました。

海外のゼミナール方式の授業はすごい。

論文発表、口頭試問、議論が3度の飯よりも好きなお国柄の人々とのディベート等々、母国語でも遠慮したいものばかり。

文化背景、研究環境の違う現地の学生と同等の知識を有し、対等に渡り合えないと話にならないのだから、

一日12時間くらい図書館に篭って勉強していたのですが、とても語学力が追い付くものでもなく。

立派なノイローゼになりました。

体重が1ヶ月で10kgくらい減ったので、病気による強制帰国を希望する旨を留学機関に伝え、

寮の部屋に引き篭もり、誰とも喋らず、同じ寮に住む日本の後輩が食事を口に詰め込んでくれていました。


そんな時、心の支えであったロシア人の親友が「これ見て元気出して」と手渡してくれたのが

ヨーロッパ3言語字幕の「新世紀エヴァンゲリオン」のDVD

それまで名前しか知らなかったのですが(中高時代の親友は皆、昔からエヴァ信者だった)

夜も殆ど眠らず、貪るように、来る日も来る日も画面に食い入り続けました。

あの時、頭の中が99%エヴァだったと思う。


全話の台詞を暗記し終わった頃に、「逃げちゃだめだ」と久方ぶりの大学へ足をはこびました。

社会復帰懐柔策として、手始めに留学生クラス(殆どお遊び)の授業に出てみたのですが

もうね、阿呆ほど聴き取れる。周囲の会話がスローモーションかと思った。

ゼミに出席してみたら、ちゃんと内容が理解できる。ありがとうエヴァ。


というわけで、私はエヴァンゲリオンのお陰で廃人から人に戻ることができたのでした。

この場をお借りしてお礼を申し上げたいの。

庵野秀明監督、この世界に生まれてきて下さって有り難う御座います。


数年前の留学中には「新劇場版:破」(映画版ヱヴァ)が観れなくて、血の涙を流すかと思ったので、

「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」が公開される頃には、必ずや日本に居ります。何があっても帰国します。

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」スタッフの皆さま、生きる希望を下さってありがとうございます。


以上、唯一の野望でした。
posted by ○●○MoMiYa○●○ at 06:29| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月17日

『イタリア好き』


先日、お友達のお家に一晩、泊めて頂きました。

その晩、初めてお邪魔するはずのお家なのに、

なぜか懐かしい思い出がたくさんよみがえりました。


実は、これを言うと大抵すさまじく驚かれるのですが、

大学時代、私は外国でホテルに泊まったことがありませんでした。


ヨーロッパを陸路で放浪していたのですが、

行き先は当日決める、チケットは片道だけ、ホテルの予約もしないバックパッカーでした。

一人旅だったので、色々な人と知り合いました。

ヒッチハイクで乗せてくれた人、道を教えてくれた人、街なかで意気投合した人

写真家、舞踏家、音楽家、学芸員、学生カップル、大家族、犬と住んでいるおばあちゃん

色んな国の色んな人のお家に一晩のホームステイをさせて頂きました。

懐かしくなって1軒のお家に何度も戻ることもあれば、

気に入った街では、2週間ほど住み込ませて頂いたこともありました。



それでも、不思議と危ない目や厭な目に遭ったことは一度もないのです。



私を居候させてくれた人々にはある共通点があったと最近気づきました。

それを、愛読するフリーペーパー『イタリア好き』の序文から抜粋させて頂きます。



人が好き

旅が好き

出会いが好き

食べることが好き

愛することが好き

楽しいことが好き



一人旅の途中、色んな方の生活に触れ、

人生を楽しむ心の余裕があるからこそ、

幸せをお裾分けできるのだということに気づきました。



そして、昨夜泊めて頂いた時にも同じものを感じたのです。

人生たるものかくありたし。

posted by ○●○MoMiYa○●○ at 06:29| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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